理事長先生にインタビュー!!
みなさん、こんにちは!
日差しも暖かくなり、春の陽気を感じられる季節となりましたね。
休校期間中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
新しく生徒会役員会計を務めさせていただきます、平峯です。
今回、私が入学してから気になっていた『鹿実の校舎・施設の魅力』について、学校法人川島学園理事長の川島英和先生にインタビューさせていただきました‼︎
休校になる前の、卒業式を控えた忙しい時に、理事長先生に貴重な機会をいただいてインタビューをすることができました。
以下、インタビュー全文です。
ぜひご覧ください!
Q.校舎からの眺めがいいですが、これも新校舎設立の理由の1つですか?
A 平成5年の8.6水害の被害に遭い、校舎が壊滅的な状態になってしまったため、新校舎を建てることになりました。
水害にあった当初は、少しでも早く復旧しようと、全教職員一丸となって復旧作業に取り掛かったものです。
新校舎立地の候補としていくつかの場所が上がっていましたが、
①水害に遭わない ②地震に強い ③バラバラにあったグラウンドを1つにまとめられる ④眺めがいい
という条件のもとで現在の場所に新校舎が建てられました。
Q.校舎がコンクリートの打ちっぱなしで、長方形の大きな吹き抜けがあるのはなぜですか?
校舎がコンクリートの打ちっぱなしで一部タイルを貼るという作りは当時の流行だったそうです。
校舎は頑丈でないといけないため、コンクリートを用いています。
また、大きな長方形の吹き抜けがあるのは代々行われている全校朝礼のための吹き抜けです。
Q.新校舎設立の際、どうしても残しておきたいものやこれは譲れないというものは何ですか?
資料館の前にある前の校舎で使われていた門柱をはじめ、資料館内にある優勝旗やトロフィー等です。
Q.勤労の鐘について教えてください。
元々はチャイムの役割をしていました。(大正5年頃)
しかし、昭和20年8月に第二次世界大戦の戦災に遭い、鐘は焼け爛れてしまいました。
物資不足のため、鐘はそのままの状態でした。
そこで、台湾の卒業生たちが、「このままの状態だったらかわいそうだ」ということで昭和29年に新しい鐘が寄贈されました。
伊勢校長の「不屈不撓の精神が生徒1人1人の身体に打ち込まれるように」という思い、そして、卒業生から在校生の勉学に励む姿に対して『ゴ・ク・ロ・ウ・サ・マ ハ・ジ・メ(またはオ・ワ・リ)』という思いを乗せて『勤労の鐘』と名付けられ9回鳴らされています。
今回のインタビューを通して、鹿実の校舎や施設について詳しく知ることができました。
理事長先生と初めての対談で、とても緊張しましたが、きさくな方でいらっしゃり、話がとても盛り上がりました!
また、お話ししている間にも気遣いをしてくださる程、生徒思いの先生だと感じました。
皆さんにも、この魅力が伝わるとうれしいです!
理事長先生、ありがとうございました!
生徒会会計
1年 平峯愛子(東谷山中学校出身)