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第75回卒業証書授与式
3月1日(水),第75回卒業証書授与式が挙行され,365名(文理科51名,普通科101名,総合学科213名)が卒業を迎えました。学校長は式辞のなかで,「卒業生の皆さん,卒業おめでとうございます。今日という日を迎えた皆さんからは,高校生活をやり遂げた達成感や乗り越えてきた自信,新たな挑戦への気概と決意がひしひしと伝わってきます。勉強や部活動で思うような結果が出ず,苦しんだ日々もあったでしょう。そのような中,仲間とともに励ましあい,周りの方々に支えられた3年間は,人生にとって重要な経験です。また,皆さんの残した数多くの功績は,鹿実にかかわるすべての人々にとって大きな喜びであり,永遠に彩り鮮やかなものです。失敗を恐れずに堂々と新たな一歩を踏み出してください。」と餞の言葉を述べました。
また,卒業生を代表して松元龍生さん(総合学科C組・伊集院中出身)が,「入学してまもなく,新型コロナウイルスの影響によりさまざまな制限が設けられ,我慢することも多く楽しい高校生活が送れないのではないかと思うこともありました。2年生になってもコロナ禍であることに変わりはなく,それでも工夫しつつ学校生活や行事などで何か楽しみを見つけようと何事にも一生懸命取り組みました。3年生になってからは,全校生徒での朝礼,体育大会や学園祭を保護者の方々を招いて開催するなど,制限をかけられていたことが少しずつできるようになりました。この3年間は,新型コロナウイルスに悩まされ,思っていた高校生活とは違いましたが,ここにいる皆と過ごせて幸せでした。3年間で学んだことを活かし,それぞれの道で,不屈不撓の精神で進んでまいります。鹿児島実業高校,最高の青春をありがとう。」と答辞を述べました。
卒業生365名のこれからのご活躍を在校生・職員一同,心から応援しています。